突然ですが、みなさん!! 世の中にあふれる小説はあまりにもハッピーエンドが多すぎるとは思いませんか?
もう単純なハッピーエンドには満足できない!!!!
そんなあなたに読んで欲しいのが、貫井徳郎さんの『愚行録』です。
バッドエンドや俗にいうイヤミス(嫌な気分になるミステリー)の方が、後に何かしら考える余地が多く残ると信じているので個人的に好きです(笑)
そういう作品を推していきたいと思っています。
さて、今回『愚行録』が私たちに残した考える余地とは何でしょうか?
作品自体は、2017年2月に映画化もされているのでご存知の方も多いのではないかと思います。また最近、この作品に出ていらっしゃった俳優さんのプライベートにおける愚行によって、上映中止された映画館もあったとか(笑)
このお話は、とある一家惨殺事件についての詳細を知るべく、被害者家族の友人や職場の同僚らのインタビュー形式で語られるエピソードによって、じわり、じわりと浮かび上がる被害者像と事件の真相に迫っていくミステリーです。
話し言葉なのでとても理解しやすく、スラスラ読めます。
しかし、簡単な言葉によって語られる複雑な人間模様のギャップにはため息(もちろん悪くない方の意味)。
読んでいる時は、地面に引いてある黒い線をたどって歩いている感覚だったのですが、読後には、上空から、さっきまで辿っていた黒い線がナスカの地上絵であることを判明したときのように驚きました!(笑)なんだ、この絵は!と。
例えが上手くないですね。(笑)
つまりは、読後に驚愕とタイトルについて考える余地を与えてくれると思うんです。
愚行とは、愚行とは、愚行とは。
人の愚かな行動に、皆さんは何を考えるのか。
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