かがみの孤城 辻村深月 〜生きづらさを感じる全ての人へ〜

小説

どうも!NAO (@mekun12)です。

突然ですが、日常の中で生きづらさを覚える時ってないですか?

覚えがあるよって方は、何かしら悩みを持っているからではないでしょうか?

よく、悩みのほとんどは人間関係からくるものだと言われますよね。

この人間関係からくる悩みは、社会と関わっている以上うまく折り合いをつけていかなくてはいけません。

特に、中学生や高校生の方々にとっては悩みにおける人間関係の比重は大きいですよね。

僕は、辻村深月さんのかがみの孤城を

・純粋に良質なファンタジーミステリーを読みたい。

・仕事や日常とは離れてあたたかい気持ちになりたい。

・現在何かと戦っている。

そんなあなたに読んで欲しいです。

この作品は、あることがきっかっけで学校に通えなくなった中学一年生の少女 (安西こころ) のお話です。

いつものようにこころが自分の部屋で過ごしていると部屋の鏡が光だし、輝く鏡に手をのばして通り抜けるとそこは内装がとても豪華なお城でした。

その城には、こころと年が近くそれぞれに事情を抱える7人が集められました。そして、この城に隠されている鍵を見つけて願いの部屋を開けることができればどんな願いでも叶えることができます。

現実の世界に居場所のない7人が徐々に本音を言い合いお互いにとってなくてはならない存在になるまでの心情の変化であったり彼女らを心配する大人の行動や言動が圧倒的なまでの文章力で描かれています。

・なぜこのメンバーが集められたのか?

・誰が何の目的で城を作ったのか?

・鍵を見つけて願いを叶えるのは誰なのか?

物語の序盤から中盤にかけて謎や伏線がたくさん張り巡らされていて、中盤までに起きた出来事を最後の数十ページでこれでもかというくらいにまくし立ててきます。

暗いテーマを扱っているのに、繊細な感情の描写とそこに描かれる「あたたかさ」「やさしさ」で自然と目頭が熱くなり呼吸が浅くなりました。

そして、読後は救われたような気持ちになりました。

さいごに

僕自身辻村深月さんの作品ははじめてでしたが、こんなに感情をゆさぶられる作品が存在したのかと驚いたのと同時に嬉しくなりました。

その後、スロウハイツの神様、ぼくのメジャースプーン、ハケンアニメと次々と買ってしまいました。笑

ぜひ、多くの方に読んでいただきたいですし辻村深月さん好きが一人でも増えれば幸いです。僕もこれから辻村さんの作品を追っていこうという身なのでTwitter(@mekun12)などで絡んで頂けるとすごく嬉しいです。

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