「ただ結婚しないで、好きなように本読んでいたいっていうことさ。」万亀
全ての本好きの共感をかっさらうのが、
主人公の万亀である。本に向ける情熱が、穏やかでしかし。。。。。半端ない。
舞台となるのは戦前~戦時下の甲府・東京。
万亀はじめとする、万亀を取り囲む登場人物たちの甲府弁がまた何とも言えない風情を醸し出しているんですね。
万亀は平凡なふつうの女の子なんだけれども、
幼少期に本との運命的な出会いを果たして以来、本とともにあどけない少女から一人の女性へと成長してゆく。
読書好き版、女の一生といったところ?(笑)
モーパッサン、遠藤周作、林真理子、ときましたか。うーん、いいね。
この万亀ちゃん、平凡にずーっと本を読んで生きていたかった。
だけど人生そうスムーズには行かん。
急にお父ちゃん死んでしまうは、おかあちゃんと姑はバチバチやりあってるわ。。。
挙句は、
ああ好きだ、愛おしい、結婚しよう。と思った相手がさあ挨拶という段になって
超超超!ヘタレ男だったことが発覚。
なかなか波乱万丈でしょう?
本は、万亀の人生に、万亀自身に、何を与え何を奪ったか。
ぜひご一読の上私と語り合ってください(笑)










